とんがり帽子の時計台

こんにちは。

本日の朝の気温は3℃。

大人ではダウンジャケットを羽織っている方がもういます。

その一方で、半そで半ズボンという小学生もいました。

見ているだけで寒い。

先週NHK朝の連続テレビ小説「エール」で

主人公裕一(モデルは作曲家の古関裕而さん)が

ラジオドラマ「鐘が鳴る丘」の主題歌を作るというシーンが

放送されました。

その舞台となった建物が安曇野市穂高にあります。

このラジオドラマは1947年(昭和22年)7月から1950年(昭和25年)

12月まで放送されていたそうで、600回も放送されたそうです。

戦災孤児のために信州に住める場所を作るという物語。

当時は最大の娯楽だったそうで、90%近い人が聞いたことがあるというから

驚きです。

さてその「鐘の鳴る丘」、歌の歌詞に出てくる赤い屋根ではありませんが、

とんがり帽子の時計台は確かにあります。

平成20年10月29日に安曇野市の有形文化財に指定されています。

「とんがり帽子の時計台」の歌詞とメロディーは

今の私たちにも馴染み深いものですが、

ラジオドラマの主題歌というイメージではなく

サンバ調にアレンジされたお祭りの曲のイメージになっていました。

(ごめんなさい。)

建物はやや老朽化していますが、彫刻が施されていたり、

和洋折衷のモダンな建物です。歴史を感じます。

これを機会に訪れる人がいるといいなと思います。

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