春の味
こんにちは。早春の安曇野です。
3月も中旬。テレビのニュースでも
桜の開花予報なんて出てきて。
気持ちがフワッと軽やかになります。
我が家にある啓翁桜のつぼみも膨らんで、うっすらと
ピンク色がついてきましたよ。
桜って、長い冬の間蓄えていた力で一気に咲き乱れるから
キレイなんでしょうね。
それなのに、奇抜ではなく厳かな淡い色。
だから日本人が好きなのかな。と思ったりします。
ソメイヨシノはまた別格で、白いようなピンクのような
あの姿を想像しながら、桜の開花予報なんて見て、
楽しみにしているんでしょう。
冬の間にエネルギーを蓄えていたのは花だけではありません。
野菜や山菜たちもそう。
春を告げる山菜としてよく知られているのが
フキノトウ。独特な香りと苦みがあるので、苦手な方も
いるかもしれませんが、春の味のひとつです。
多年草なので、いつも同じ場所に出てきます。
てんぷら、和え物によく使われますが、地元ではやはり
フキ味噌が一番メジャーなのかなと思います。くさいのだけど
おいしい。体の中がキレイになる感じがします。
そして春の野菜というわけではありませんが、
今日は冬菜のお浸しをいただきました。
冬菜とは小松菜と同じアブラナ科の野菜です。
秋に種をまき、それから何度か食べているのですが、冬の雪や霜にあい、
春になってまた新しい葉が出てきたところをいただくと
とても甘いんです。
これもまた、エネルギーを蓄えていた証拠だと思います。
暖かくなってきたとはいえ、年度末の忙しさで
体調を崩しがちです。
自然エネルギーを上手に取り入れて、
元気で過ごしましょうね。